月別アーカイブ: 2014年4月

古書店の魅力~きっかけの場所~【takenouchi】

ブログの更新も早いもので1ヶ月を過ぎました。

皆様も少しばかりのお時間を楽しんでいただけたらと思います。

さて、takenouchiが様々なキッカケを探るお話、2回目になります。

 

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扉に手をかけても店内の様子が分からず、一見すると入りにくい印象。

ガラガラと建て付けが悪くなっている扉を開けると、所狭しと並べられている棚。

ツンと鼻に感じる湿っているような匂い。

足元から頭の高さよりもずっと高い場所にまでぎっしり詰まる本・本・本…

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幼い頃に通った『古書店』の印象です。

今回は、私が古書店が好きになったキッカケをお話します。

 

 

私には古本好きな父がいます。

それこそ古本だけで家には収まりきらず、庭に専用の倉庫を作ってしまう程の収集ぶりです。

父が古本を集めるきっかけになったのは、学生時代に訪れた渋谷のある古書店でした。

ふと立ち寄った店で出会った一冊の本こそが原点。

<棟方志功『板書の道』>

版画作品が掲載されているこの本の美しさに魅せられた父は初めて古書を購入。

それからは「この本に書かれていた参考文献が見たい」と枝葉が伸びるように

興味の幅が広がっていったのだそうです。

 

その父の影響で、私が幼い頃によく連れて行かれたのが古書店でした。

最近のような大型店ではなく個人経営のこじんまりとしたお店。

お馴染みの数軒コースを周り、どこも書き出しに書いた様な印象だったのを思い出します。

一人で入店するのは怖くて出来ず、いつも父と一緒でした。

並んでいる本にも関連性があったりなかったり、表紙が焼けて変色していたり、シワがあったり、

1冊1冊の本にはかつての持ち主の存在を感じずにはいられません。

そこで気に入った本が見つかると、何だか「特別な感じ」がする。

時代の波に乗った最新の本ではない分、本当に自分が興味のある本に巡り合えたような。

私にとっては「現実世界からちょっと小道をそれた場所にあって、秘密めいた場所」としての認識

だったのかもしれません。

そしてその「秘密めいた」「異世界のような」雰囲気が幼い私をワクワクさせてくれていたに違いないのです。

 

先日実家を訪れた際に父が収集した本の倉庫に入ると、「古書店」に受ける印象と同じワクワクとした気持ちになりました。

何処か異質で現実世界から抜け出したような時間と空間。

背の揃わない本の背表紙達はずっと眺めていても退屈することなく、好きな気持ちは変わらないものです。

 

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並んでいる本を眺めると、幼い頃の懐かしさがこみ上げます。

父が収集した本棚の本が読みたいと、勝手に脚立を使って登っては上の棚にあった「妖怪事典」や

「日本の昔話」などの”ちょっと身近でない世界”を覗いては楽しんでいたことを。

 

父は「新本より安いから」「珍しい本がたくさんあるから」古書店が好きなのだと言っていましたが、

父も私と同じように「どこか現実離れした空間」に魅せられているのではないでしょうか。

 

それこそ、自宅に書庫を作ってしまうほどに。

【~レストランFARO資生堂(その2)~】Sajima

先日、~レストランFARO資生堂(その1)~ をお送りしたsajimaです。

今回続きをお送りいたしますので、どうか最後までお付き合い下さいませ。

 

【~レストランFARO資生堂(その2)~】

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メインメニューの前に、赤ワインをいただきました。

赤ワインは、1998製のペルカルロです。

フィルター処理を施し、オリ(不純物)を取り除いているそうで、渋みが抑えられて上品な味わいです。

時間が経過した頃に再度いただいてみると、初めに飲んだ時よりも、まろやかさが増し、心なしか甘みを感じました。

試しに、ノンフィルターのオリが入ったワインを一口いただきましたが、渋みが強めでした。

ワインの味の表現方法に、「猫のおしっこ 腐葉土 馬小屋の匂い」があるそうで、上品とは遠い表現に、少々驚きました。

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次のメニューは

・いろいろなイタリア産ハムの盛り合わせ

・寒穴子のソテー 菜の花とトマトのミルフィーユ仕立て

・黒トリュフの自家製タヤリン

・フランス産 オーブラック牛ランプ肉のビステッカ

です。

 

いろいろなイタリア産ハムの盛り合わせは、生ベーコン 生ハム モルタデッラ などです。

中でも、生ハムに干し柿、くるみをバターで和えた料理は、生ハムのしょっぱさの中に、干し柿の甘さが広がり、とても美味でした。

 

寒穴子のソテー 菜の花とトマトのミルフィーユ仕立ては、バルサミコ酢の酸っぱさと甘さが、とてもマッチしていました。

穴子は温かく、想像していたよりも柔らくとても食べやすいです。

 

黒トリュフの自家製タヤリンは、トリュフが意外とコリコリしていて不思議な食感でした。

タヤリンの意味は、小麦粉と卵だけもしくは少量のオリーブオイルだけで 作られるランゲ地方(ピエモンテ)の細い手打ちパスタの名前との事です。

スパゲッティのパスタよりも細く、黄色い色が印象的でした。

 

フランス産 オーブラック牛ランプ肉のビステッカは、意外と脂身が少なく、あっさりとしていました。

ちなみにビステッカは、イタリア語で、ビーフステーキの事です。

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最後に、ドルチェとカプチーノですが、ドルチェは、様々な種類をお皿に色とりどりに並べられ、とても綺麗でした。

カプチーノは、可愛いクマさんのイラストが描いてあり、思わず胸がキュンと、ときめきました。

 

おいしい食事をとても堪能いたしましたが、食事だけでなく、店員の心遣いも、とても素晴らしいです。

私が席を外して戻る際に、さりげなく椅子を引いて下さり、また、料理に蓋をかぶせて冷めないように配慮をしていただきました。

 

それでいて、常に目を光らせているような雰囲気は全く感じず、とても自然な気配りでした。

料理に関する質問にも気さくに答えて下さり、穏やかな居心地の中で楽しく料理を楽しむことができました。

店員の心遣いがあるからこそ、より一層料理が美味しく感じられました。

 

皆様も、銀座へお越しの際は、是非FAROへご来店してみてはいかがでしょうか。

【春爛漫】Hirahara

二順目に入りました、スタッフブログ。

皆様お楽しみいただいておりますでしょうか。

スタッフそれぞれの感じたこと、思いが綴られておりますので、どうぞお付き合い下さい。

今回はわたくしhiraharaがお送りいたします。

【春爛漫】

春爛漫とは、「春の花が咲き乱れる様子、あるいは明るく、光あふれんばかりに輝くさま」という意味で、

まさに今がその時期といえるのではないでしょうか。

前回のブログを書いた時はまだ桜のつぼみが固く、開花の便りが待ち遠しかったのですが、

今ではたくさんの花々が競うように咲き、一年を通した中でも一番華やかな季節となりました。

そして、いつの間にかツバメが飛び交う姿を見つけることができました。

普段の忙しさでついつい見逃してしまいがちですが、

ツバメの飛来も春を感じさせてくれるものの一つですね。

先日、家族で「埼玉こども動物自然公園」へ行ってきました。

たくさんの動物が飼育され、触れ合えることができるのはもちろんですが、

名前の通り、たくさんの自然にも触れることができる場所でもあります。

中でも「コバトンロード」という林の中の散歩道では、木々の間にカタクリの花の群生を見ることができました。

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カタクリの花はユリ科の多年草で、3月下旬から4月にかけて紅紫色の可憐な花を下向きに咲かせます。

根はりん茎となり、良質のでんぷが取れることから以前は片栗粉としてこのカタクリのりん茎が使われていましたが、

乱獲や山野の開発による自然破壊などで絶滅が心配される植物とされています。

「春の妖精」とも「春の女王」ともいわれる可憐な花が、いつまでも絶えることのない様、守っていきたいものですね。

花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」と言われています。

さて、私の好きな春の花の一つとしてスズランがあります。

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濃い緑の大判な葉の間に小さく可憐に咲く釣り鐘状の白い花がなんとも可愛らしいですね。

スズランの花言葉は

「幸福が訪れる」「幸福の再来」「純粋」「意識しない美しさ」と言われています。

フランスでは、5月1日が「スズランの日」とされていて、友人や家族など愛する人や親しい人にスズランを贈る習慣があるそうです。

贈られた人には幸福が訪れると言われ、花言葉もそれにちなむと考えられています。

その可愛らしさとは裏腹に、毒を持つ植物であるということを想像できましたでしょうか。

「綺麗なものにはトゲがある」とはよく言いますが・・・。

春はまだ始まったばかりです。

次回のブログの頃にはどんな花が咲いているでしょう・・・。

木々の新芽が鮮やかに光り、夏に向けてその色を変えていく様子もとても興味深いですね。

【心の色を描く(2)】Narashima

さてさて、スタッフブログ「FourColors」がスタートしてから早いもので1ヶ月が経ちました。

スタッフ同士それぞれの書くブログが楽しみで、社内で時折話題にあがってはみんなで談笑しています。

 

今回はわたし、Narashimaの番ですね。

 

【心の色を描く(2)】

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気持ちを表現する方法として、「うた」といものは身近な存在なのではと思いますが、

みなさんはいかがですか?

 

わたしは常々「気持ちを伝える方法」というものに関心があり、「唄(うた)」もその内のひとつです。

ピアノを習った経験もありますが、今は唄うという表現の楽しさにどっぷりと浸かっています。

ジャンルとしては、元ちとせさんのように民族調でいてどこか古い人の懐かしさを醸し出す曲や、アコースティックギターをバックに語りかけるような曲が好きで、日頃からよく聴いています。

 

現在はそんな「好き」も絶頂期で、唄の先生の下で勉強するほどになってしましました。

“ただただ息に声と感情を乗せる”という行動の中にも様々な方法がありますので、 面白いことに、勉強すれば勉強するほど唄う難しさが増していきます。

ですが、昔よりも視野が広がり、「好き」も確信づいてきたように思います。

 

今は唄うための身体づくりの期間ではありますが、自分の唄う声が唄うための声になってきたことを実感。

「こう伝えたい」ということを自分らしく出来るようになるまでにはもう少し時間がかかりそうですが、 いつか、ライヴというステージに立ってみたいな、そんな夢もあっていいかもしれません。

ずっと続けていける趣味は、心の拠り所として大切にしたいですね。

 

実は、前回の【心の色を描く(1)】でわたしが日頃絵を描くときに考えている“心の色”についてお話しさせていただきましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか?

 

「絵」と「唄」…とても感覚的ですよね。

 

この感覚的なものを「視覚的」に見えるようにできないかと、

「心の色」をどうにか形にできないかと、

そんな、果てしなく掴めることのなさそうな答えもいつかは掴めそう…

 

そんなロマンがわたしの原動力です。