月別アーカイブ: 2014年5月

“こびと”の目線~きっかけの小世界~【takenouchi】

5月が終わり、初夏の陽気です。今回はtakenouchiがお送りいたします。

 

ドールハウスやジオラマ。 人間の世界をそのまま小さくした作品達は、趣味としても人気です。

また、主人公が小さくなって人間世界を冒険する物語も多く存在し、 昔話では縫い針で鬼と戦う一寸法師、映画ではこびとの一族の人間との交流を描いたジブリの「借りぐらしのアリエッティ」という作品もありましたね。

昔から人間にとって「小さくなる」「大きくなる」など自分とはかけ離れた世界は何故か魅力的で、想像力を掻き立てられるものだったのでしょう。

実は私もその小さな世界に魅せられている一人で、 本格的な趣味としてではなく、その世界観にとても憧れているのです。

きっかけは小学生の頃、母がよく連れて行ってくれた喫茶店で読んだ本でした。 サイフォンでコーヒーをいれるそのお店は、 カラーンというドアベルを鳴らして中に入ればコーヒーの香りがふわっと広がる空間。お店には子供が飽きないようにと本が沢山あり、その中の一冊に「こびとの生活」を描いた本がありました。

題名などはすっかり忘れてしまったのですが、母がゆっくりと休憩を過ごす間に私は決まってその本を読みました。

こびと生活がリアルタッチで描かれた本には、彼らは木の根元に穴を掘って暮らしており、動物の皮で作った服を着ていて、木の実などを食べている等、まるで研究書のよう。

当時の私には衝撃的な内容で、すぐそばにこびとの世界があるのだと 思い込んで、想像を膨らませる日々でした。

 

「こびとの世界を想像すること」

ではなぜ人はこびとの世界に興味を持つのでしょうか?

彼らから見た世界を想像してみましょう。 そうすると、普段はちっぽけな半径30センチの世界は身長1.5センチのこびとにとっては 広い庭になります。

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見上げる高い木は人間にとっては取るに足らない雑草。 カラフルなてんとう虫は怪物かも?人間にとっては少しの段差でもこびとでは一大事です。

もし自分が小さくなったら・・・

なんてワクワクするスリリングな世界だろう!

次第に、同じ場所にい立っているのにまるで違った風景が見えてくるのです。

小さな範囲で繰り広げられる実にドラマチックな時間。

現実世界では不可能であるワクワクする事を、想像ではありますが体験できることが“こびと世界の魅力”なのではないかと思います。

 

あなたも普段は通り過ぎてしまうような道端の小世界に、じっと目を向けてはみてはいかがでしょうか?

せかせかと時間に追われる人間とは違う時間が流れているかのような、別世界を感じることができるかも知れません。

 

 

【塩船観音寺の散策】Sajima

こんにちは、sajimaです。

新緑が深まり、風が気持ち良い季節になりましたね。

先日、散歩がてらに塩船観音寺に行ってまいりましたので、今回はそのお話しを致します。

どうぞ最後までお付き合い下さいませ。

 

[塩船観音寺の散策]

塩船観音寺は、東京都青梅市にある花と歴史の寺で、1300余年の歴史を今に伝える、由緒ある古い寺です。

塩船観音の「塩船」の名は、天平年間(729年 – 749年)に行基がこの地を訪れた際、周囲が小丘に囲まれて船の形に似ているところから、仏が衆生を救おうとする大きな願いの船である「弘誓の舟」になぞらえて、名付けられたものと伝えられているそうです。

 

①山門 剛力士像

 

山門には、左右に木彫りの金剛力士像が安置されています。

金剛力士像の迫力に、少々圧倒されてしまいました。

 

②阿弥陀堂

 

山門をくぐると、阿弥陀堂が見えてきました。

御本尊阿弥陀如来をはじめ、脇侍として聖観音菩薩・勢至菩薩の三尊がおまつりされています。

個人的には、阿弥陀堂左側の灯篭に、ハートマークが描かれていたのが何とも印象的でした。

 

③杉 本堂 薬師堂

 

更に進むと、あたり一面杉林に囲まれました。

特に、左右にそびえ立つ2本の大杉は、およそ40mもあり、その大きさに思わず見上げてしまいます。

杉林の先には、本堂(観音堂)が見えました。

特徴的な茅葺き屋根は、奥多摩の虎葺きと呼ばれる茅と杉皮の交ぜ葺きだそうです。

本堂(観音堂)の左側に建てられている薬師堂も、茅葺き屋根が印象的で、桃山時代の建物と言われているそうです。

 

④ツツジ

 

本堂を抜けると、広場のようなところに出ました。

その周りには、ツツジの木々が生い茂っています。

実は、塩船観音はツツジがとても綺麗なことで有名です。

5月中旬ということもあり、残念ながらツツジのピークは過ぎてしまいましたが、それでも所どころ綺麗なツツジが凛と咲き誇っていました。

 

⑤観音像

 

遠くから、観音像が見えてきました。

道に沿って近づいてみると、その大きさに驚かされます。

右手は胸の前に上げて、私ども衆生に手のひらを向けております。

これは、施無畏印(せむいいん)と言い、衆生の恐れを取り除き、人々に安心を与える身振りだそうです。
左手は与願印(よがんいん)と言い、手のひらを正面に向けるのは衆生の願いを聞き入れ、望むものを与えようとする身振りです。

さらに、手を下げているのは深い慈悲を表します。
また、持物(じぶつ)として、水瓶(すいびょう)を持っております。

そこには、いくら使ってもなくならない大慈大悲の功徳の水が入っており、私たち衆生に無限に与えていただけると言われております。

 

⑥鐘桜

 

散策中、時々ゴーンと鐘の音が聞こえてきます。

観音像を通り過ぎた先に、鐘桜が見えました。

その鐘の音は招福の鐘で、南無観世音菩薩念じながら撞くと、諸々の厄災、病気などから守護して下さるそうです。

ゆっくりと撞いてみると、心地よい音色があたり一面響き渡りました。

 

一通り散策が終わり、少々汗ばみましたが、穏やかな晴れ間に爽やかな風が吹き、散歩を楽しむにはとても気持ちが良かったです。

 

6月はアジサイの花、7月ではユリの花。

更に9月~10月にかけては、萩や彼岸花が咲き誇るそうです。

 

それぞれの季節を訪れて、異なる風景を楽しむのも良いですね。

【薫風】Hirahara

スタッフブログが始まり、2ヶ月が経ちました。

早いもので、季節も春から初夏へ移り変わり、少し汗ばむような陽気が続いています。

とはいえ、朝晩は肌寒さを感じますので、皆様どうぞ、体調を崩さぬようお過ごし下さい。

今回はわたくしhiraharaがお送りいたします。

【薫風】

「初夏,若葉の香をただよわせて吹いてくるさわやかな南風。」という意味のとおり、

新緑の間を吹きぬけるさわやかな風が心地よい季節となりました。

街がたくさんの色鮮やかな花々であふれかえり、

落ち込んだ時や、沈んだ気持ちを癒してくれるように思います。

この時期よく見かける花に、「モッコウバラ」があります。

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中国原産の常緑性のつるバラで、淡い黄色の花が垣根やフェンスに大量に咲いている風景が目に留まると、思わず立ち止まってしまうほど圧倒されます。

花は八重咲きと一重咲きがあり、色も白、淡い黄色の二種類があります。

トゲがなく、病気も普通のバラに比べると少ない為扱いやすいのだそうですが、

どちらのご家庭でもよく手入れがされていて、本当に見事ですね。

挿し木で簡単に増やすことができるので、ご近所で違う種類の木を交換するのもいいのではないでしょうか。

黄モッコウ(ロサ・バンクシア・ルテア)は秋篠宮家の長女・眞子内親王のお印とされていて、

花言葉は「純潔」「あなたにふさわしい人」「初恋」「幼い頃の幸せな瞬間」です。

モッコウバラはあいにく育てていませんが、私の実家にはたくさんの花々や木々が庭に植えられています。

その中で、現在花を咲かせていたものを紹介します。

【セッコク】
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名前の由来は中国での呼び名「石斛(せきこく)」が訛ったものとされています。

日本、朝鮮半島、中国などに分布するランで、洋ランの中で俗に「デンドロビウム」と呼ばれているものの一種です。

その仲間のうちでも北限まで(日本の東北地方)生育する種がセッコクです。

岩や木々に根を張り付かせて自生する着生ランで、水分は空気中から取ります。

色は白、ピンクの他に黄色い花を咲かせるキバナノセッコクがあります。

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私の両親は、山へ散策に出かけた際、形のいい枯れ木や石を見つけて自宅へ持ち帰り、

根を張り付かせて育てていました。

どんな姿になるか、イメージを膨らませるのも楽しみの一つなのだそうです。

花言葉は「私を元気づける」です。

 

【クリスマスローズ】
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クリスマスの時期に咲くバラに似た花ということから命名されました。

その名前の響きで私が苗を購入したことがきっかけで我が家へやってきました。

2月、3月頃の開花が多いのですが、クリスマスの時期に咲く品種もあるのだそうです。

クリスマスローズを含む「キンポウゲ科ヘレボラス属」は、

ヨーロッパから西アジアにかけておよそ20種、中国に1種が知られる、毎年花を咲かせる多年草です。

「クリスマスローズ」の名前は本来ヘレボラス属の中でも「ニゲル」という一つの種につけられた名前ですが、

日本ではヘレボラス属全体を指すのが一般的です。

秋から冬によく日が当たり真夏は日陰になるような場所が適しており、

実家では松の木の下に植えたものが数を増やしていました。

花言葉は「スキャンダル」「追憶」「不安を取り除いてください」「慰め」です。

可憐な花に似合わず、少し淋しいイメージの言葉ですね。

毒のある植物の為、あまり良い印象が無く、

ヨーロッパ中世では悪魔払いに使われていた事がきっかけなのだそうです。

花姿や名前の響きで選んだ筈ですが、私自身に何か不安があったのかもしれません。

その他にたくさんのバラの苗がありますが、開花していたものは2,3種でした。
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私の最も好きな花は、写真のような真紅のバラです。

次回のブログ更新の頃は、バラの花が紹介できれば・・・と思っております。

イメージどおりの花を咲かせるまでの道のりは大変なものであり、待ち遠しいものです。

時には思い通りにいかないこともあり・・・。

子育てと全く一緒ですね。

【ふるさと「茨城」の景色】Narashima

こんにちは、Narashimaです。

来月より産休をとらせていただく予定でおりますので、今回の順番を最後にしばしのお別れです。

復帰は当面先ですが、みなさん、どうぞお体を大切にお過ごしください。

 

そんな今回は、私のふるさと「茨城」の好きな景色を自身の撮った写真でご紹介したいと思います。

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現在は東京住まいですが、ふるさとに帰るとその土地の違いを肌で感じます。

 

平野ということもあり、普段から車がなければ不便です。

周囲は畑や田んぼ道の細い道で 栄えているところは駅の周辺くらい…

 

ふるさとを簡単に紹介するならこのくらいで十分かもしれません。

ですが、

そんな茨城は空が高く、そしてどこまでも続く大地は、

普段の夕焼け空や青空まで特別な景色に魅せてくれます。

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子供のころから見慣れた土地ですが、帰るたびに心を動かされる景色を発見します。

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川辺の草の匂い、

朝の鳩の鳴く声、

毎日吹く優しい風、

1時間に何度も通る二両しかない電車の音、

車を走らせて家族と週末に行く海の青さ、

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慌ただしい毎日でさえ、まるでゆっくりと流れる時間の中で過ごしているような感覚になります。

 

五感で自然を感じながら育ったんだなと改めて思います。

私は周囲の方よりも足並みがゆっくりとしている時もありますが、もしかしたら、

幼い頃に茨城の自然を肌で感じていた感覚を、未だに忘れないで生活しているからかもしれません。