カテゴリー別アーカイブ: takenouchi

一歩踏み出す勇気【takenouchi】

桜が咲いているにも関わらず、東京には雪が降りました。

まだ冬を引きずっているようで、それは我が家の心模様と一緒だなと感じています。

 

私には6歳の息子がおり、4月に小学生になりました。

入学式を心待ちにしていた親の気持ちもむなしく、高熱のために入学式は参加できずに、授業開始日にもお休みしてしまって、若干出遅れてしまいました。

息子は幼少よりとても慎重な性格でした。

それは今も変わらず、初めて見るもの、初対面の人、環境、すべて自分が理解していないと中々前へ進めません。

今まさに、彼の身の回りには「初めて」のオンパレード。

「何が嫌」というわけではなく、言いようのない不安感に襲われているようです。

毎日目覚める前、いや、寝る前から明日のことを想像してはどんよりしている息子の姿に、少々の覚悟をしていました。

 

しかし実際に手を引っ張られ、泣きながら登校する姿にはこちらも胸がチクリと痛みます。

 

誰にだって後ろ向きになる季節がある。

乗り越える「一歩踏み出す勇気」が必要になる瞬間がある。

私にも本人にとっても今が堪え時。

tsubomi-re

彼にとっての憂鬱な朝に変化が起こるその日まで、毎日、見送りをしようと思います。

蕾が膨らんで花が咲くように、、きっとすぐに笑顔で通えるようになると信じて!

素敵な出会い【takenouchi】

2月ももう終盤ですね。春の兆しに嬉しさも感じますが、 花粉が舞い始めたので花粉症の方にとっては辛い季節になりましたね。

以前の記事で、私の好きな事として「折り紙」を挙げましたが、 今回は素敵な出会いがございましたので、再度折り紙にまつわるお話をさせていただきます。

ある女性のお客様との会話の中で、趣味が「折り紙」であるとお話ししてくださいました。

そしてお土産にと作品を弊社スタッフにプレゼントしてくださったのです。

着物型のしおりやミニチュアのハンドバック、爪楊枝入れ、ぽち袋など 実用的なものも多くありました。

kame-re

これは和紙で折られた亀です。

実は私が一番気に入ったのがこの亀さんでした。

独特の柔らかそうな雰囲気は和紙ならではですね。

この作品のポイントは立体的であることで、 甲羅の部分が膨らんでおり(鶴の体の部分同様)丸みを帯びているのです。 初めて見る折り方だったので、折り紙好きな私は大興奮。

気になる作品は、折り方が気になってしまう性格なので さっそく休憩時間に亀を再現すべく、折り戻ししながらアレコレ考えてしまいました。

結局家に帰ってからも練習して、ようやく折れるようになりました。 最後の最後まで亀っぽくなく、クイッと折り下げると亀のお腹がふっくらして形が出来上がるのが素敵です。

「こんなのばっかりやってるのよ~~」

とお客様はおっしゃいましたが、同じ好みを持つ者として、気持ちは同じです。

 

そんなお客様との出会いのおかげか、また折り紙をする時間が増えました。

家にいる時間に折ったのがこれ

renzuru-re

お客様に教わった連鶴です。

一枚の紙から複数の鶴を折って立体的にする作品です。 素人目にはどうやって折ったのか気になりますよね。

亀と鶴、縁起がいいので我が家ではセットで飾っています。

 

今回は嬉しさゆえマニアックなブログになってしまいましたが…、 お許しください。

音楽もそうですし、好きな事に没頭するできる事は何よりも自分を自分に戻してくれる大事なものですね。

お客様の輝く目をみてそう感じました。

素敵な出会いに日々感謝ですね。

新年のご挨拶【takenouchi】

新年明けましておめでとうございます。

日頃より、ノーブルコード及び当ブログをご愛顧いただきありがとうございます。 益々お客様のお役に立てるよう努力してまいりますので、本年も宜しくお願い申し上げます。

皆様はお正月をどのように過ごされましたでしょうか。

こたつに入ってノンビリ、なんて言うのもいいですね。

私は例年、親族にご挨拶をして回るのが通例になっており、今年も同様のお正月でした。

久々に集まっての宴会でワイワイするのも楽しいですが、 そこで出されるお料理も楽しみです。

 

昨年振舞っていただいた料理で初めて知ったのが、「八つ頭」です。 八つ頭というと、年末になると八百屋さんの店頭で見かけたくらいで、全く馴染みのない食材でした。

調べてみると、、 八つ頭(ヤツガシラ)は、サトイモの品種の一つ。いも類の中では低カロリーなことに加え、たんぱく質やビタミンB1、カリウムも含むので、かんしょやばれいしょ(薩摩芋)が渡来する江戸時代までは、いも類の主流だったそうです。 親芋から小芋が分球しないまま育つ様子から子孫繁栄の縁起物としておせち料理に使われています。

その煮転がしを頂いてみると、味付けはほんの少しでもほっくりとして美味!!

あまりの美味しさに親戚に作り方を聞いて自分で作ってみたほどです。

 

しかし。

すっかり里芋にはまり、昨年夏に「八つ子」という八つ頭の小芋を見つけ、 煮転がしにして食べたところ、、、、

手足に赤い発疹が無数!かゆみも出てきたので慌てて病院へ行きました。

そして診察結果は…「アレルギー物質を摂取しすぎ」。 要するに、食べ過ぎでした。

美味しいとはいえ、何の食材にしても「適量」が大事だと身をもって体験したのでした。

そんなことがあり、年始の集まりでは大好きな「八つ頭の煮転がし」もほんの少し。 それでもやっぱり美味しい。 美味しいものは少しずつ適量で食べるのが良い、と教わった気分です。

 

昨年に引き続き『お客様との一期一会、価値あるお品物との一期一会を大事にする』事を大事に、 思いを引き継いで次の世代に繋げていく。それが私共の使命と考えて日々精進して参ります。

最後になりましたが、今年一年の皆様のご活躍をお祈りしております。

芸術家の世界【takenouchi】

季節はすっかり冬、街にはイルミネーションがチラホラ。 クリスマスも近くなり、浮かれ気分の街並みを見ると私も心なしかうきうきしてしまいます。

 

クリスマスといえば、私には大好きなクリスマスの映画があります。

 

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(原題:The Nightmare Before Christmas)

この作品は、1993年公開の全編人形を使ってストップモーションで製作されたミュージカルアニメーション映画です。

その製作と原作を担当していたのがティム・バートンでした。

 

彼の作品は、骸骨や吸血鬼、魔女、奇抜な宇宙人、オリジナルキャラクターも傍から見たら、不気味で奇抜、しかしなぜか不思議と愛嬌のあるキャラクター達。

 

1シーン1シーン、細部まで細かく描かれたキャラクターや背景など、飛びぬけた発想力があちらこちらに見られます。

何を隠そう、私自身、彼の描く世界観に圧倒されてすっかり作品のファンになってしまった一人です。

 

そんな折、「ティム・バートンの世界」という展示が都内の森アーツセンターにて行われていると聞き、鑑賞することができました。

tim-re

入口から、ド迫力のオブジェが出迎えてくれます!展示物には、ティムバートンが普段イメージしたものを書留ためたメモのようなものから、

オブジェや映像作品などが多数。

彼は何か思い付くとすぐ紙に描くそうで、描く紙がノートだけではなく新聞紙やレストランのナプキンなどちょっとした瞬間にもアイデアが湧き出るということに驚きました。

 

ウェイトレスから街中の人々、動物まで、題材は普通でも彼の目に映っている姿はまるで別物かのような表現で、どこか怖い、不気味な雰囲気になってしまうところが面白いですね。

彼らの目には世界がどう映っているんだろうか。

大小数百点余りのスケッチに驚くとともに、とにかく《描きたい‼︎》と思うと止まらないという衝動が伝わって来て、創造する人の《瞬間の勢い》をヒシヒシと感じることのできた、充実の時間でした。

芸術家の頭の中を覗いたような刺激的な気分・・・。

じっくり作品と向き合える、美術館巡りもいいものですね。

海月~クラゲを見上げて【takenouchi】

クラゲといえば、小学生の頃に行った海水浴で太ももに絡みつかれて、 とても痛い目に遭ったというマイナスイメージでしかありませんでした。

それからというもの、海に浮かぶ白いふにゃふにゃしたシルエットを見るたびに、震え上がったのは 言うまでもありません。

しかし、数年ぶりに訪れた水族館で見たそれはとても美しく、 水中を浮遊する姿はとても幻想的でした。

 

江ノ島を目の前に臨み、海岸のすぐ横にあるのが新江ノ島水族館。

新江ノ島水族館には、子供たちが大興奮のイルカショーの他、海の生き物を触ることのできるコーナー など大人にも楽しい体験ができる場所です。

そして、大人に人気なスポットとしてクラゲの展示があります。

照明も暗くなっており、エリアは一面ガラス張りで大小様々なクラゲを観察することができます。

 

kurage1_re

色鮮やかなクラゲたちが、水の流れに身を任せたり傘を動かして浮遊する姿は、 時間が経つのも忘れるほど神秘的。

細かく動く触手、ふんわりふんわり形を変える傘。 神業とも思われる姿にグイグイ惹きつけられます。 海で遭遇したら恐らく痛い目に遭いそうなのに、目が離せませんでした。

予測できない浮遊感が良いのかわかりませんが、鑑賞しているとストレスを軽減する効果があるとも言われています。

確かに、個々の神秘的な姿はアート作品のようですから透明感のある体の作りを眺めているだけでも 効果がありそうです。一体どんな進化の過程を経てきたらこのような姿になるのでしょうね。

kurage2_re

ウラシマクラゲ

このクラゲを見た瞬間、雰囲気が「真空管に似てる!」と感じたのですが、皆さんはいかがでしょうか?

全然似ていないですか?

こんな不思議な生物を、物思いにふけりながら時間をかけて観察するのもいいものですね。

 

帝国ホテル サール~何度でも訪れたくなる場所【takenouchi】

朝外に出ると、ヒンヤリとした空気に震えるようになりました。そして、ちらほら曼珠沙華が咲き始めると、秋になったと感じます。

さて、今回は全スタッフでの研修として帝国ホテルのサールに向かいましたので、その事をレポートしたいと思います。

サールはバイキング形式のレストランで、比較的カジュアルでゆったりとした空気感があります。

カジュアルさと、バイキング形式であるという点で女性の同窓会や食事会に向いている場所です。しかし、女性をはじめとして男性にも人気なのはそれだけが理由ではないと今回の研修で感じました。

 

・     旬の食材を使用したメニューの数々と伝統的なメニュー

・     17階で、大きく景色の見えるガラス張りの座席

・     最適なスタッフとゲストの距離感

・     適度な座席間隔

 

バイキングのメニューは季節ごとに旬の素材を取り入れています。今回は秋の味覚「秋刀魚」、「栗」や「薩摩芋」を使用した料理があり、彩りもよく季節を感じることができました。それとともに、定番料理もあります。「ポテトサラダ」「ロースト料理」など来店した際には必ず食べたいと思わせてくれるメニューで、安定した美味しさの『定番』があることは実はとても魅力的です。

店内に入ると、ビルが立ち並ぶエリアにもかかわらず、日比谷公園の青々した木々を見下ろす17階ならではの開放的な空間が広がっています。特別な場所を更に引き立たせる、空と緑のコントラストが気分を盛り上げてくれる、ここも魅力の一つではないでしょうか。

teikoku_t3_re

レストランの入口から、スタッフの方が爽やかな笑顔で出迎えて下さり、席まで案内してもらえます。しかしその後は付かず離れず、適度な距離感でゲストを見守っている、そんな雰囲気を感じます。使用したお皿をスっと下げてくれる、飲み物が少なくなるとまた声を掛けてくれる。しかし必要以上にこちらが気を遣う事のない、心地よい距離感です。

ランチの時間帯でしたので、多くのゲストで席は埋まっていました。女性も多いので、それなりにおしゃべりも多いかと思えば、、不思議とうるさく感じません。それぞれの空間で、笑顔で談笑する方たち。私たちも自由にゆったりと会話を楽しむ事ができました。それはおそらく、座席と座席との距離ではないでしょうか。せっかくの雰囲気も、ざわざわしていたのでは「高級感」は半減ですから。

teikoku_t1_re

 

帝国ホテルという厳格なホテルにあって料理が一流なのは前提として、サールには『何度でも訪れたくなる』魅力がたっぷり詰まっていると感じました。サービスとは、押し付けがましくなく、気を遣わせ過ぎない。ゲストが最後まで心地よく時間や空間を楽しめることが最大のポイントであると感じました。

エレベーターには素敵な一輪のバラがありました♪

teikoku_t6_re

【会社移転いたしました】~引越しは人生のリセット~takenouchi

 

この度、株式会社クリエイティブファクトリーは事務所を移転いたしました。

2階になったので少し見晴らしが良くなったと感じます。

そして何よりスタッフが増えたことに起因する動線の混雑が解消されて、 スタッフ一人ひとりが更にアクティブに仕事ができそうです。

move_re

——————————————————————————————————————————————-

引越しといえば、私も以前、引越し業者を利用して引越しをしたことがありました。

 

業者の方がまず部屋のインテリアや雑貨等の量を見極めて見積もりを出し、 ダンボールを置いていってくれました。

その時はとにかく部屋にある物を片っ端からダンボールに詰めたのですが、 私はあることに全く気づきませんでした。

『部屋にあるモノは全て必要なものなのか』

その点を全く気にせず梱包してしまい、引越し先には山のようなダンボール。

本人としては「全てを運んで来たのだから安心」、とだけ考えていましたが、 実際に新居で生活を始めてみたら「必要最低限のもので生活できている」ことに気づきました。

余ったスペースに積まれたままのダンボール。

結局新居に移ってから不要品を処分するという効率の悪い事態になりました。

 

——————————————————————————————————————————————-

どこかの記事で、『引越しは人生のリセットと考えて「古いものは、捨てる」』とありました。

確かに引越しは人生においてそう回数の多いイベントではありません。

そのチャンスを最大限利用するというのは行動に移しやすいですね。

その事を思い出し、今回の会社移転の際には自分の身の回りはなるべくスッキリさせて臨みました。

この調子で自宅も片付けられると良いのですが、、、

何しろ「思い出の品を捨てられない」タイプなので、中々手が進みません。

しかし会社移転で感じたことは、スペースが十分にあるとこれまでと違ったレイアウトや 空間の利用法を見いだせるという事でした。

割り切って処分したあと、空いたスペースに何を置こうか考えるという『プラスイメージ』で 臨もう、と決心した引越しになりました。

 

残暑というには少し肌寒い日が続いております。

皆様、お体ご自愛くださいませ。

 

 

 

心をワクワクさせてくれる競技~フィギュアスケート~【takenouchi】

どうやら梅雨も明けたようですが、蒸し暑い日が続いていますね。

本日は、鑑賞するだけでも涼しい気持ちになる、スケートのお話をさせていだだきます。

 

先日、友人からプレゼントとして「ディズニーオンアイス」のチケットをいただき、 鑑賞しました。

フィギュアスケートのアイスショーを観るのは初めて。

フィギュアスケートと聞いて心躍ったのは、長野オリンピックを思い出したからでした。 当時、フィギュア界では海外選手が大活躍。(現在のように日本の選手がメダルを獲るようになるなんて想像もしていませんでした。)

私がフィギュアスケートに興味をもったきっかけは、偶然見たドキュメンタリー番組で、当時の男子日本代表・本田武史選手のひたむきな練習風景を見たこと。競技で見た各国のスター選手の優雅な氷上での演技はとても美しくて、風を切り広いリンクを流れるように 滑る姿に圧倒されました。

こんなに美しい競技があるなんて!

フィギュアスケートには上位順位の選手のみが参加する「エキシビション」という採点や順位付けを伴わない演技があります。技や演出の制限がないので、小物を使ったり競技では禁止されている歌声が入った音楽も使用できるとあって衣装も音楽もさまざま。

私にとってはジャンプやスピンなど点数を気にして滑る表情よりも、戦いを離れて自由に滑る楽しそうな表情と演技の方が好きで、それからはエキシビションの方が好きになってしまいました。

アイスショーはこのエキシビションをエンタテインメントとして構成するものだそうで、 私にとってはまさに見たかったものと言えます。

ディズニーオンアイスはディズニーのお話をモチーフに物語が進みます。 白雪姫にシンデレラ、新しいストーリーのラプンツェル。

美しいドレス姿のお姫様や王子様のキャストが滑る姿はとても美しく、うっとりしました。

衣装以上に場を盛り上げているのは音楽でした。 ショーにはやはりいい音楽が必要。

誰もが知っている定番ディズニー映画のテーマソングが響きます。

onice

 

『音楽』『衣装』と『フィギュアスケートが持つ動き』という「美しさ」が一緒になると、こんなに素晴らしいのだなと改めて感動しました。

 

 

ところで公演中に突然の雷雨になり、会場の外は激しい雷の音が響きました。

でも会場内ではその音さえも演出のよう。

非日常エンターテインメント空間は心をリフレッシュしてくれる、必要不可欠なものですね。

平面から立体へ~無心になる折り紙~【takenouchi】

 

気づくと手には紙、せかせかと折って完成するのは、くず籠。

いつも私のデスクには紙のくず籠が置いてあります。

趣味に没頭することが少ない私ですが、

たまに寝るのも嫌なくらい夢中になるのが「折り紙」です。

趣味ではない気がします。

単に、折り紙を折る時間が必要と感じる。

紙をひたすら完成形へと近づけるための時間は、自分と向き合える時間でもあると感じます。

できれば無音の環境でひたすら・・・

角と角をぴったり揃える、歪みがないように慎重に折り進める。

無言で手を動かせば、自然と集中して頭が冴えてくるのです。

何気なく接していた折り紙ですが、ここ最近は難易度が高いとさらに面白いので 時間をかけて取り組んでいます。

 

tsuru

 

折り方が難しく何度やっても指示通りに行かないと、なぜそうならないのかを しばらく考えなくてはなりません。

 

完成形に近づくにはどこを折ればよいのか、じっくりと考察します。

作業中は自問自答の繰り返しですが、ようやく上手く行った時の満足感はひとしおです。

 

得られるものは恐らく、達成感。

難しかった事を乗り越えたという感覚は快感になり、また次の作品にトライしたくなるというスパイラルに

陥ります。

 

最近挑戦してみた折り紙は「フラクタルの花」※

フラクタルとは「全体と一部分がどこでも同じような形をしている構造のこと」。

花の模様のように見えますが、数学的規則性を持った図形です。

fractal_re

写真のように、この立体は上から見ると部分部分が全体に対して相似形で構成されています。

折る工程はまさに同じ作業の繰り返しで、同じ場所を何度も組み立てては戻し、折り込んでは また開きという忍耐勝負。

折り紙は、1枚で折ることもできますが、複数枚を組み合わせたて立体にしたりと、表現の幅が広く、子供が楽しめる簡単なものから、数学や科学的、美術としても奥深く大人が楽しめるのが魅力なのです。

 

必ずしも専用の紙でなくても、机の上のチラシで構いません。

久しぶりに「鶴」や「かぶと」などを折ってみてはいかがでしょうか?

大人になってからだこそ、案外面白く作ることができるかも知れません。

静かな心で折りを重ねる時間もたまには良いものだと思います。

 

※参照元「花のおりがみ」桃谷好英著

“こびと”の目線~きっかけの小世界~【takenouchi】

5月が終わり、初夏の陽気です。今回はtakenouchiがお送りいたします。

 

ドールハウスやジオラマ。 人間の世界をそのまま小さくした作品達は、趣味としても人気です。

また、主人公が小さくなって人間世界を冒険する物語も多く存在し、 昔話では縫い針で鬼と戦う一寸法師、映画ではこびとの一族の人間との交流を描いたジブリの「借りぐらしのアリエッティ」という作品もありましたね。

昔から人間にとって「小さくなる」「大きくなる」など自分とはかけ離れた世界は何故か魅力的で、想像力を掻き立てられるものだったのでしょう。

実は私もその小さな世界に魅せられている一人で、 本格的な趣味としてではなく、その世界観にとても憧れているのです。

きっかけは小学生の頃、母がよく連れて行ってくれた喫茶店で読んだ本でした。 サイフォンでコーヒーをいれるそのお店は、 カラーンというドアベルを鳴らして中に入ればコーヒーの香りがふわっと広がる空間。お店には子供が飽きないようにと本が沢山あり、その中の一冊に「こびとの生活」を描いた本がありました。

題名などはすっかり忘れてしまったのですが、母がゆっくりと休憩を過ごす間に私は決まってその本を読みました。

こびと生活がリアルタッチで描かれた本には、彼らは木の根元に穴を掘って暮らしており、動物の皮で作った服を着ていて、木の実などを食べている等、まるで研究書のよう。

当時の私には衝撃的な内容で、すぐそばにこびとの世界があるのだと 思い込んで、想像を膨らませる日々でした。

 

「こびとの世界を想像すること」

ではなぜ人はこびとの世界に興味を持つのでしょうか?

彼らから見た世界を想像してみましょう。 そうすると、普段はちっぽけな半径30センチの世界は身長1.5センチのこびとにとっては 広い庭になります。

takenouchi_blog06

見上げる高い木は人間にとっては取るに足らない雑草。 カラフルなてんとう虫は怪物かも?人間にとっては少しの段差でもこびとでは一大事です。

もし自分が小さくなったら・・・

なんてワクワクするスリリングな世界だろう!

次第に、同じ場所にい立っているのにまるで違った風景が見えてくるのです。

小さな範囲で繰り広げられる実にドラマチックな時間。

現実世界では不可能であるワクワクする事を、想像ではありますが体験できることが“こびと世界の魅力”なのではないかと思います。

 

あなたも普段は通り過ぎてしまうような道端の小世界に、じっと目を向けてはみてはいかがでしょうか?

せかせかと時間に追われる人間とは違う時間が流れているかのような、別世界を感じることができるかも知れません。